tomk79/amp-convert

HTML5で書かれたファイルをAMPフォーマットに変換します。

0.2.0 2020-10-17 13:57 UTC

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Last update: 2024-10-17 22:34:51 UTC


README

HTML5で書かれたファイルをAMPフォーマットに変換します。

使い方 - Usage

<?php
require_once('/path/to/vendor/autoload.php');
$ampConv = new tomk79\ampConvert\AMPConverter();

$html = file_get_contents('/path/to/sample.html');
$ampConv->load($html);
$amp = $ampConv->convert();

echo $amp;

変換処理

自動的に変換される項目

  • 文書宣言が <!DOCTYPE html> に揃えられます。ない場合は追加されます。
  • html要素に amp属性 が追加されます。
  • charaset属性を持ったmeta要素が、headセクションの先頭に移動されます。ない場合は追加されます。
  • http-equiv属性を持ったmeta要素が削除されます。
  • head要素に style[amp-boilerplate] が追加されます。
  • head要素に <script async src="https://cdn.ampproject.org/v0.js"></script> が追加されます。
  • head要素に <meta name="viewport" content="width=device-width,minimum-scale=1"> が追加されます。既に viewport が存在する場合は、 widthdevice-width に、 minimum-scale1 に強制的に上書きされ、そのほかの値がある場合は維持されます。
  • amp-iframe, amp-audio, amp-video の各要素が検出されるとき、head要素にそれぞれ必要な JavaScript ライブラリが追加されます。
  • style要素に、 amp-custom属性が追加されます。 style要素が複数検出される場合は、1つに統合されます。
  • style属性を持つ要素がある場合、 class名 に変換し、 スタイルを style要素内に追記し、 class として参照するように書き換えます。
  • type属性が application/ld+json (JSON-LD形式)、application/json および text/json 以外の script要素が削除されます。
  • link[rel=stylesheet] の参照するCSSが style[amp-custom] に結合されます。(ただし、url()@import 等で参照されたファイルは結合されません)
  • style要素中の @charset!important、 CSSコメント(/* 〜 */) が削除されます。
  • 条件付きコメント(例: <!--[if IE 6]>)が削除されます。
  • body要素の内容が lullabot/amp で変換されます。
  • img要素が amp-img要素に置き換えられます。画像ファイルの実体を参照可能な場合は、 widthheight の属性を補完します。

自動的に変換されない項目

次の項目は自動的に処理されません。コーディング上の配慮が必要です。

  • 通常ページの rel=amphtml の link要素の href属性は、AMPページのURLを指定してください。
  • AMPページの rel=canonical の link要素の href属性は、通常ページのURLを指定してください。存在しなければ自身(AMPページ)のURLを指定します。
  • head要素 の viewport に initial-scale=1 を加えることが推奨されます。
  • オープングラフ や Twitterカード の meta要素を 含めることが推奨されます。
  • スタイルシートは、50KB以内におさめてください。
  • 外部のスタイルシートはカスタムフォントを利用する以外では読み込めません。

要素

  • form
    • amp-form のライブラリを読み込む必要があります。
  • input
    • type属性が imagebuttonpasswordfile は禁止されています。
  • link
    • rel属性には、 microformats.org に登録されている値を指定できます。 ただし、 stylesheet(許可されたカスタムフォントを除く)、 preconnectprerenderprefetch は禁止されています。
  • a
    • href属性は javascript: で始めてはいけません。 target属性は _blank でなければいけません。
  • base
  • frame
  • frameset
  • object
  • param
  • applet
  • embed
    • 禁止されています。

属性

  • xml:langxml:base など、XML関連の属性は使用できません。
  • id属性、class属性では、 -amp-、 または i-amp- を含む値は使用できません。(ただし、一部のコンポーネントではカスタマイズが許可される場合があります)

スタイルシート

  • @-rules は、 @font-face@keyframes@media@supports 以外は使用できません。
  • 修飾子の !important は使用できません。
  • behaviorプロパティ、 -moz-binding プロパティ、 filter プロパティは使用できません。
  • overflowoverflow-xoverflow-yautoscroll を指定してはいけない。AMPでは、ユーザーがコンテンツにスクロールバーを持たすことができません。

更新履歴 - Change log

tomk79/amp-convert v0.2.0 (2020年10月17日)

  • Update lullabot/amp to ^2.0

tomk79/amp-convert v0.1.7 (2019年10月7日)

  • PHP 7.3 系で発生する不具合を修正。
  • インラインで書かれた style 属性値中に HTML特殊文字が含まれる場合に、正しく変換されない事がある不具合を修正。

tomk79/amp-convert v0.1.6 (2019年2月17日)

  • Webフォント配布サイトへの <link rel="stylesheet" /> を変換しないようになった。

tomk79/amp-convert v0.1.5 (2019年2月1日)

  • インラインのstyle属性から生成される class 名が短くなった。

tomk79/amp-convert v0.1.4 (2019年1月29日)

  • style属性を持つ要素がある場合、 class名 に変換し、 スタイルを style要素内に追記し、 class として参照するように書き換えるようになった。
  • $ampConv->get_style_attribute_collection() を追加。
  • CSSの @import 句を読み込んで結合するようになった。

tomk79/amp-convert v0.1.3 (2019年1月7日)

  • type属性が application/json, text/json の scriptタグを削除しないようになった。

tomk79/amp-convert v0.1.2 (2018年2月6日)

  • amp-imgの変換方式を変更し、 layout=responsive が付加されるようになった。

tomk79/amp-convert v0.1.1 (2018年2月5日)

  • CSS中の !important、 CSSコメント(/* 〜 */) を削除するようになった。
  • パースエラーが起きることがある不具合を修正。

tomk79/amp-convert v0.1.0 (2018年2月4日)

  • Initial release.

ライセンス - License

MIT License

作者 - Author